エイチテラス10ヶ条1項
私達は、お客様の立場にたち、
究極の満足を与えます
「お客様第一主義を貫く」
「お客様第一主義を貫く」ということは、常にお客様の立場に立った上で物事を考え、行動すると言うことであり、「どうすればお客様に満足してもらえるか、喜んでもらえるか。」を常に考えていなければいけない。お客様に喜んでいただくということは商いの基本であり、そうでなければ利益を上げ続けることはできません。またここでいう「満足」とはお客様がお店に求めているもの以上のもの(接客やサービス)でなければ生まれないものと考えます。
エイチテラス10ヶ条2項
私達は、自信を持ち、
謙虚さと思いやりを持ちます
「信念を貫く」信念を貫くにはたいへんな勇気が必要です。
「自分がやらねば誰がやる」物事を成功させられるかどうか、自分に実力をつけているかどうかは、一体何で決まるのでしょうか。それは、自ら信念を持ち、執念を燃やして精一杯取り組むことだと思います。
自分が仕事を通じて成長することで、人生の達成感と人の役に立つ歓びを得たいという強い動機を持てば、自分のポジションもさらに高め、より多くの歓びを味わえます。
自分自身を成長させていくためには、「自分がやらねば誰がやる」という気持ちを持ち、積極的に取り組んでいくことが必要です。誰かがしてくれる評論家的な傍観者になれば、組織は自滅の道を辿ります。自分は出来るという強い信念を持ち続け、行動をしていくことが、自信になると考えます。
「常に謙虚であらねばならない」素直であることと同様、謙虚であることも学びの源となるはずです。
自己中心的な価値観を持ち、自己主張の強い人が増えています。しかし、この考え方ではエゴとエゴの争いが生じチームワークを必要とする仕事などできるはずはありません。
常にみんながいるから自分が存在できるという認識のもとに、謙虚な姿をもち続けることが大切です。自分の能力やわずかな成功を鼻にかけ傲慢になると、周囲の人たちの協力が得られないばかりか、自分自身の成長の妨げにもなるはずです。
そこで集団のベクトルを合わせ、良い雰囲気を保ちながら最も高い能力で職場を運営するために、常に皆がいるから自分が存在できるという認識のもとに、謙虚な姿勢をもち続けることが大切と考えます。
エイチテラス10ヶ条3項
私達は、仲間のために尽くし、
悪口は言いません
人の行いの中で最も美しく尊いものは、人の為に何かをしてあげるという行為だと考えます。人はふつう、まず自分のことを第一に考えがちですが、実は誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せと感じる心を持ち合わせています。
私達は、仲間のために尽くすという同士としてのつながりを重要と考え、またみんなの為に努力を惜しまない集団は、素晴らしい仲間になると確信しています。
そんな中、一人でも輪を乱す人がいるとまとまらなくなります。
悪口は、対象者のみならず聞かされている相手も巻き込み、職場の空気は悪い方向に行ってしまいます。楽しく働く為には、良い空気を作る必要があります。職場の空気は自分達がつくるものです。尽くして、尽くされ、感謝する。そんな関係がハッピーです。
エイチテラス10ヶ条4項
私達は、正しくないことをせず、
常に正しい方を選びます
「正しいことを正しく貫く」不正なことを一切してはならない。これはトップ社長から従業員、アルバイトスタッフまで全従業員が徹底しなければいけないはずです。
最初は皆「その通りだ」と思いますが、時間がたつにつれて少しくらい、あとで直しとけば、少し借りて後で返しておけばなどルールを勝手に変えていく事があります。
「ルールを犯してはならない」という基本的なことが守られていない、ということが問題なのです。「ルール違反」というのは、「少し」とか、「ちょっと」とか、「わずか」犯したぐらいなら罪は軽いというものではありません。どんな小さなことでも不正はしてはならない、それがルールのはずです。
いつの間にか、それぞれ勝手な判断をするようになって、道を踏み外すということがよく起こります。だから規律とルールがあります。立場の上下に関わらず、全従業員が厳しい審判の目をもって会社、お店の中を見ている、そういう雰囲気が作らなければならないはずです。
エイチテラス10ヶ条5項
私達は、物事の本質を見抜き、
雑音に動じません
「ものごとの本質をきわめる」
私たちは一つのことを究めることによって初めて心理やものごとの本質を体得することができます。究めると言うことは一つのことに精魂こめて打ち込み、その核心となる何かをつかむことです。一つのことを究めた経験は、その他のあらゆることに通じます。一見してどんなにつまらないと思うようなことであっても、与えられた仕事を天職と思い、それに全身全霊を傾けることが必要と考えます。それに打ち込んで努力を続ければ、必ず真理が見えるはずです。いったん物事の真理が分かるようになると、何に対してもまたどのような境遇におかれようと、自分の力を自由自在に発揮できるようになると考えます。
エイチテラス10ヶ条6項
私達は、スピードは力なり・
変化はチャンスと考えます
ここで言う「変化」とは、普段気付く、小さな気付きのことです。その小さな気付きに対しスピードをもって行動するのかどうかで、結果は大きく変わってきます。大きな変化には誰でも気付きます。小さなことにこそ意識を向け、スピードをもって日々改善する努力を怠らないことが、力となり将来大きな結果をもたらすはずです。
エイチテラス10ヶ条7項
私達は、商品ではなく、自分を売り込みます
サービス業の原点は、物うりではなく付加価値(喜び)売りであるはずです。
お客様に喜んで頂ける為に自分になにが出来るか、何をしないといけないかどうやったら喜んでもらえるか、ばかりを考えて仕事をする必要があります。これは自分をアピールするものではなく、一期一会できょうの出会いに感謝し、お客様一番をどれだけ実践しているかを考えながら仕事をしていると、必然的にあなたに会いにきたとなるはずです。
あなたの笑顔を見にきたなど、このお店にきたのではなく、あなたがいるお店にきたとなるはずです。そんな喜び溢れるお店は最高のはずです。
エイチテラス10ヶ条8項
私達は、現在は過去の結果、
将来は今後の努力で決まると信じます
「自らの道は自ら切りひらく」
私たちの将来は誰が保証してくれるのもでもありません。たとえ今、自分の実績、成績がすばらしいのもであったとしても、現在の姿は過去の努力の結果であって、将来がどうなるかは誰にも予測できないはずです。将来にわたって、すばらしい会社(人生)にしていくためには、私たち一人一人が、それぞれの持ち場・立場で自分たちの果たすべき役割を精一杯やり遂げていくことしかありません。誰かがやってくれるだろうという考え方で人に頼ってみたり、人にやってもらうことを期待するのではなく、まず自分自身の果たすべき役割を認識し、自ら努力してやり遂げるという姿勢をもたなければならないと思います。
エイチテラス10ヶ条9項
私達は、常に感謝の気持ちをもちます
私たちが今日あること、そして存分に働けることは、お客様や取引先はもちろん、職場の仲間、家族といった周囲の多くの人々の支援があるからのはずです。
決して自分だけでここまでこられたわけではありません。
このことを忘れず、常に周囲への感謝の気持ちをもち、お互いに信じ合える仲間となって仕事を進めていくことが大切と考えます。
周りの人のおかげでこんにちの自分はある、という気持ちで謙り(へりくだり)、感謝の気持ちを持たなければいけないはずです。
逆に、不平不満、愚痴というものは、必ず人生を暗くし、不幸になるはずです。その不平不満、愚痴の対極にあるものがこの感謝です。感謝の気持ちを持つことで自分の心が美しくなっていき、運命までもが明るく開かれて行きます。感謝をする心が、幸運を呼び込むと信じます。
エイチテラス10ヶ条10項
私達は、常に明るく前向きに、
夢と希望を抱いて素直な心で行動します
私達は、どのような逆境にあろうとも、常に明るく前向きで、夢と希望を失ってはいけない。そして、純粋なまでの素直な心がいると思います。
リーダーはより強く思わないといけません。
リーダーは暗さがあってはいけません。決して口にしてはいけない禁句もあります。
「夢」・「希望」・「素直」という言葉を信じて、自分の人生を明るく見ることが大切です。たとえ今逆境にあろうとも、自分の人生を常にポジティブに考える必要があります。
自分の人生は必ずうまくいくということを信じて疑わない、そういう明るさがたいへん大事になるはずです。